私の知略マンガ原風景
ヒストリエのボアの村作戦や、あるいは墨攻あたりの知略で敵や状況を圧倒する作品が好きである。芝居や口述で敵を欺く知略ではなくもっと物理的な道具を使うものが好きなのである。ときめいちゃうのである。
敵を欺くやりとりにおいてデスノートはすごいとは思うが、面白道具が出ないのでときめかないのである。
そしてこの、道具を使った知略マンガを好きになった原風景的作品といえばこれはもう矢島正雄,尾瀬あきらの「リュウ」なのであった。*1
特に採掘場で奴隷を解放したあと、支配者側に《現代では見慣れたある小道具》を提示するシーン。当時の私がいくつだったか覚えていないがものすごくワクワクした覚えがある。
さらに記憶をさかのぼると、どうやらビッケにたどりつく。そうか。あそこが原風景か。
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- 作者: 矢島正雄,尾瀬あきら
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