今週のおれに麺ブームがやってきた。

麺ブームがやってきた! 麺インタフェイスがおれの中でいまちょう熱い。
まずもってどうしてあの「細長さ」になったのかっていう、その一点がおれの心をつかんではなさないのだし、だってこれが大きな球体だったら茹でられたもんじゃない。かといって粒なら茹でるのはいいけれども、粒の大小によってザルを変えなくちゃいけない。
ザル一つでワンストップにボイルするには細くて長くなる必要があった。
「食べる分量」調整の自由度が二つあるのもすごい。
これがもしご飯なら箸でつまむ時点で今後の食事プロジェクトを長中期的にみて一口サイズを判断してつままないといけないのに、麺ならフォークですくうときに1回、口に入りきらないときに噛み切ることでもう1回と、2回も調整できて計画性のないお子さんにもピッタリすぎるのだ。
「作る」場合にも、ノズルから押し出す・包丁で切るなんて方法は、大量生産に向いちゃっていてたりして、ちょう効率的。などなどすべての点で、麺は他食品を凌駕しているのである。
「つくる」「ゆでる」「食べる」のすべての工程の効率を極限まで引き上げて、パッケージングしたのが「麺」なのであり、おれはその高効率パッケージを食うことがすごく楽しかったりして、今週のおれには麺ブームがやってきたのであった。