id:Agguy0cさんの記事を読んで思ったこと。ブログ/日記に書くということ。

俺の何が正しくて、何が至らないのか、教えてください。
http://d.hatena.ne.jp/Agguy0c/20070620/1182330684

この記事と関連二記事を読んだだけです。まず私はid:Agguy0cさんの問題に対して私が同僚だったらこうするというのはありますが、的外れなアドバイスになる気がするので具体的・詳細には触れません。
ここで私が唯一気になったのは「客・リーダーとのやりとりを文字おこしする際に、読みやすくするためかあるいはなんらかの装飾のために付加したであろう《ある情報》が、後にご自身で読み返した際に客・リーダーへの不審をより強化してしまいやしないか?」ということです。
ぶっちゃけていうと、「www」と「[笑]」の記述です。
いや実際に客なりリーダーなりが嘲笑していたのかもしれません。それはわかりません。
ただこういったシーンで人が笑うとき、それはコミュニケーションの緩衝材として笑顔を使う可能性もゼロじゃない。それが「www」に文字化すると、一気に嘲笑の笑いに収束してしまうと思うのです*1
そしてid:Agguy0cさんがあとでこの記事を読み返したとき、wwwは嘲笑として処理され、あのとき客・リーダーは嘲笑していたと記憶が強化または更新され、客・リーダーへの不審・不満はよりふくらんでしまい、彼らを理解しようとする気が失せてしまうのじゃないか? 自身の問題解決のために書かれたであろうはずのこの日記が、問題解決の可能性をせばめてしまってはいないか? そこだけが気になります。
ブログや日記に文字化する行為は、自身の気持ちを整理し見つめ直すのにすごく効果的だとは思うのですが、使い方によっては自身の気持ちや事態を負の方向に増幅することもある。
願わくば、ブログや日記、そして文字や文章という道具はヒトのプラス方向に働いてほしいなと思っています。なんでそんなことを思うのかといえば、私がブログや日記、文字や文章という道具が大好きだから、というだけの理由ですけれども。

*1:私がwwwリテラシーが低いということもあるとは思います。wwwが嘲笑にしか見えないタイプです、私