電波文の反対語について考えていた。

電波文の反対語を考えていたのですが、おそらく《圏外文》ではなかろうか。
あらゆる電波がまん延している現代、電波のとどかない地域というのはほぼありえないし、広義の電波まで《電波》に認めるならば地球上に逃げ場はないといっても過言ではないほどにおれたちは電波にさらされているのであり、そんなおれたちからつむぎだされる文はすべからく電波文であるし*1、それでもなお電波文でないことをことさら主張するとしたら文章の内容でもって電波かそうでないかを論じるのではなく、書かれた状況が電波の届かない地域だったかどうかでのみ判断できるのではなかろうか?
であればこそ、電波文の反対語は《圏外文》なのではないかと思うわけです。先生。

*1:誤ったすべからく利用法