巫女みこナッシン

「あ、おにいちゃーん!」
巫女姿のが走りよってくる。
まったくこいつはあきれるほどにかわいいな。そんなにかわいいとお兄ちゃんは困っちゃうのである。
なんて言ってるまにまには最後の3mをえいっとばかりにジャンプ。
満面の笑みをうかべ、わーいと言いながら胸にとびこんでくるわがの下腹部に、おれは聖剣ドラゴンスレイヤーをつきたてた。
「ぐっ。お、おにいちゃん、なにを…」
赤い袴がどす黒い血の色に染まる。
「敵がゆたりとした服着てたら何かを隠してる思うの常識」