あのころのぼくらは先生を信じていた。

「えー! だって、せんせぇがそういったんだもんー」
「はぁ? じゃあおまえ先生が死ねって言ったら死ぬのかよ?」
「せんせぇはそんなこと言わないもん。ぜったいにぜったいだもん」

「みなさんには殺し合いをしてもらいます」

うんまあ確かに「死ね」とは言っていない。