ブログが書けないという人に、なぜ本を読めというのか?

ブログがかけなーいという人にインプットを多くしろ、というアドバイスするのをよく見かける。そのインプットとしては、本を読むのがいい、というのも見かける。
これってなんか理由があるんだろうか?
インプットを多くすればアウトプットが増えるというのはまあわかる気もする。ところてんも入れたら入れただけ出るだろうし、コップにたくさん水を注げば溢れもする。なんらかの形でアウトプットは増えそうだ。
でもじゃあ、なぜ本をすすめるんだろ? 文字だから? でもブロガーなんて毎日他人のブログ読んでるよ? 文字には困らない。他人のブログは玉石混交・ノイズ多いから効率悪いってこと? ブログ書きにも効率が必要ってことかしら。
あとは映画や漫画よりも本のほうがいいの? むしろ同じ文字表現の本よりも、映像や音楽や漫画のほうが、それを各人が文字表現に落とす訓練(訓練?)になってブログ能力(ブログ能力?)がアップしたり、出力にヴァリエーションが生まれたりする気すらするのだけれど、そんなことはないのかしら?
こう誰も彼もが本読め、本読めおっしゃってるところを見るときっと実績かなにかがあるのだろうけど、あまりにもみな同じことを言うので、なんだかむずがゆくなるのです。昔から伝わる「今の子は本を読まない。本を読め教」の陰謀なのじゃないかと勘ぐってしまうほど。