おれがトイレのアレを不得意なワケ。

寺沢武一コブラ」にハンター・スネークっていう蛇型ロボット兵器が出てくるのですけど、ひらたくいうと皮膚から人体に侵入し内臓を食い破るロボでして、あまりにも残酷物語すぎてコドモ心に恐怖した。しまくった。そんでつまりこのときのトラウマのせいでおれはウォシュレットを使わないんだと思う。
でもだってウォシュレットのヤロウ、鎌首もたげた蛇みたいに噴射口のばしてきて、エモノを狙うかのようにチロチロと舌を出す。舌の代わりに水を出す。まるっきり蛇すぎる。
そんで、今でこそヤツラも無知性の地位に甘んじているわけですけど、いつなんどき覚醒して目の前にぶら下がるむき出しの尻に飛びかからないとも限らない。尻から入り込んでおれたちを食い破りはじめないとも限らない。限らないんだ。限らないんだよ!
そんなふうに考えると、おれはウォシュレットを使う気にはなれないのである。