暖簾に腕押しにしろ、糠に釘にしろ速度の問題なんだと思う。

暖簾に腕押しにしろ、糠に釘にしろ速度の問題なんだと思う。そのパンチが遅いから、あるいは打つ釘が遅いから手ごたえがないってことなんだろう。攻撃がある速度域に達すれば、暖簾だろうが糠だろうがダメージを与えられる。
常識。ことわざになるような常識を疑う心。そしていつか暖簾を打ち破る、糠を破壊するというような不可能を可能にしてやるという信念、信じる心。その二つが備わってはじめて、真の破壊力を秘めた一撃が生み出されるのだと思う。