美しい方はより美しく、そうでない方はそれなりに。

美しい方はより美しく、そうでない方はそれなりに」って言葉をついうっかり言っちゃったりすると、鬼の首とったみたいに、やれ「おまえは(メイクアップアーティストとしての)努力を放棄した」だの「そんな言い草が誠実さのあらわれだと思ったら大間違いだ」だの言われるのだけど、美しいの反対が美しくないのだと決めてかかってるから怒りもわいてくるんだと思う。
中二の頃の日常会話を思い出して欲しい。「美人よりかわいいのがタイプ」って言い方があっただろ? つまり美人の反対はかわいい人ってことなので、冒頭のセリフも「美しい方はより美しく、かわいい方はやっぱりかわいらしく」って意味なんだよ。君はどっちかっていうとかわいいタイプだよね。
おうおうにして二度と口きいてもらえなくなるわけですが。