いま唐傘連判状があつい。

いま唐傘連判状があつい。だってじゃあいま現在のモニタやウィンドウが四角いのはフツーの書籍の歴史に囚われた古臭い遺産にすぎないわけだし、巻物(スクロール)ってのも、やっぱりシーケンスにたて読みするところは四角い書物文化に隷属してる。書物の負け組だ、巻物てのは。
その点、唐傘連判状は機能面でもランダムアクセスっぷりを醸し出しているし、あとなにより形がカッコいい。丸い。四角い書物が結局テトリスちっくな積み上げ目的性に囚われた、言い換えれば重力に存在意義を引かれた下等な種族感がしてしょうがないのに対して、唐傘連判状は無重力の世界にこそフィット*1した未来のペーパーメディア感にあふれてる。のでカッコがよいのです。
物語を1000個くらい並べて書いて、毎日1本読み上げていったら千一夜目にはまた最初の物語に戻って、でもそれに気付かずに永遠に読み続けられそうなところもリサイクルとかエコっぽくてカッコよくていいのだ。時間って制約からも解き放たれる。
唐傘連判状ブームくるね。2006年後半にくる。これは予言です。

*1:だって宇宙て上下左右関係ないし、あと積み上げとかも関係ない。宇宙とかちょう広いのでそのまま放置できるんだよ、ほんとだよ!