ねこにゃんぼぅ

ニャンときまぐれ ねこにゃんぼぅ クロたび

いっつも思うのですけれども「痛かったら痛いって言ってくださいね」「かゆいところがあったら言ってくださいね」って言われて言えるほどおれたちは心臓に毛を生やしていない。どうにかして口に出さずに歯医者さんや美容師さんにその意思を伝えたいのです、ほんとうは。「痛い」とか「かゆい」とか。
そこでとりいだしましたるこのねこにゃんぼぅ。このツールはおれたちの救世主たるってゆうか、例えば美少女美容師にシャンプーしてもらいながら、ちょうどきもちいいツボにはいったらねこにゃんぼぅを第1段階まで握り込んで彼女の頬を肉球で撫で、感謝と快感の意を伝えたりできる。歯医者さんのチュイーンガリガリ(名称不明)があなたの歯神経を削りとりやがったら、ねこにゃんぼぅを第2段階まで握り込んで歯医者の顔にツメを立てることもできる。

言いたいことも言えないこんな世の中だから、ちょっとはずかしがりやな君やおれやあなたたちばかりの世の中だからこそ、こういったワンクッションおいて接触・意思伝達できるコミュニケーションツールが望まれてると思うんです。
あとおれの考えている使い道としては、となりにすむ妹みたいな関係の夏帆さんが「おにいちゃん耳掃除して」とかなんとか言ってきたので「しょうがねぇな」と言いながらねこにゃんぼぅを渡します。袖ながめのオフホワイトのニットから猫の手出しておれのひざの上で耳を掃除されるがままの夏帆さん。「あーそこそこ」とかおっさんみたいな声だしながらねこにゃんぼぅの肉球でおれの首筋を撫でつつ、ときおり「いたっ！いたいよ、おにいちゃん」なんて猫のツメを立てる。「ごめんごめん。つぎはちゃんとやるから」「もう、頼むよ。おにいちゃん」とかとかとかとか、や、やべぇ、想像しただけでamazonのカートがねこにゃんぼぅだらけになってまう！！とゆうか、なりつつある！！

ニャンときまぐれ ねこにゃんぼぅ 茶トラ

ニャンときまぐれ ねこにゃんぼぅ サバトラ