追撃者を撃退する100の方法。

もしあなたが軍のエリートに追われて修道院の地下室に逃げ込んだならば、当然小麦粉の袋があるので粉をばら撒いて粉塵爆発させ追手を撃退できるわけですけれども(パイナップル・アーミー脳)、秩序のない現代ではいつなんどきでも修道院の地下室に逃げ込めるわけではない。
そこでみなさんに追手の撃退方法を一つお教えしますけれども、部屋のエアコンの温度をガンガンに上げなさい。外は冬、部屋に突入した軍隊エリートたちは全員メガネをかけていますから(だってエリートだから)、メガネはあっとゆうまに結露し、お先真っ白。メガネーズ(エリート)があたふたしてるスキにM60を斉射し迎撃。オススメです。
あとここからは応用編ですけれども、あこがれのメガネ美少女ツンデレ委員長が「べ、べつにあんたのためじゃないんだから!せんせいに頼まれて届けに来ただけなんだからね!」て言いながらたまったプリントを届けにくることがわかっているとします。軍撃退と同様に部屋の温度をガンガンに上げておくことで、彼女がアパートの扉をあけた瞬間、彼女の赤セルのレンズは真っ白。急に前が見えなくなって不安を隠せない彼女。と、こうなると、あなたはすっと手を伸ばし彼女のメガネを取って「いま拭いてあげる」とやらなきゃウソだし、そしたらツンデレで名を馳せた彼女と言えど、ツンを発揮する間もなく即座にデレモードに堕ちるに決まっているわけです。
「プリント届けさせるだけ届けさせといてこの寒空の中に女子ほっぽり出す気?お茶ぐらい出しなさいよ」一生懸命ツンを気取る彼女の声も心なしかよわよわしい。オススメです。