デザートの組み立て方さんと杉野英実のデザートブックさん

杉野英実のデザートブックさん昔の偉い人が「おいしいお菓子には魔法が宿る」と言っていまして、とゆうか実際には昔の人じゃなくてある乙女ダイアラーが言ってたのですけど、それはともかく乙女心なんてビタイチ理解できないどんくさいおれには「お菓子の魔法」なんて半信半疑でした。「コノコダイジョブカシラ?」とか思ってた。
けどその乙女ダイアラー筆頭にいろいろなダイアラーさんが「おやつクラブ」で紹介するお菓子たちを拝見し、そしてそのいくつかを頂いているうちに「やべぇ。あるある。魔法ある」と考え直すにいたりました。
つーわけでそのお菓子の魔法のヒミツをすこしでも知りたいと思って手にした一冊がこれ。

デザートの組み立て方

デザートの組み立て方

一部読めます。http://www.shibatashoten.co.jp/bookstore/img/05970/05970.html
やべぇ、これやべぇ。そら魔法も宿るわ。一枚、一枚のアシェット(皿)に食材の色を生かしたバランスのいい配色で、平面的な配置だけでなく立体的にも美しく盛り付ける、そんなおいしそうな写真がたくさん。見てるだけで楽しいってこうゆうのをゆうんだなーと改めて思いました。
あと巻末に素材(パーツ)の作り方がいくつか載っててそこがまた楽しいとゆうか、スークル・フィレ*1やスークル・ティレ*2はこうやるんだーだとか、デザインコームをこう使うとチョコのウェーブがうまくいくんだーだとか、トレハとグラニュー糖のバランスで飴のさくふわ感が変わったりするんだーだとか、そうゆうちょっとしたことがいちいち楽しい。
やばいね。ほんとお菓子の魔法ってあるわ、あるある。「永遠はあるよ」ばりにめっちゃある。
杉野英実のデザートブック

杉野英実のデザートブック

こっちの本もちょうキニナルってゆうか、普段お店には並ばないようなアシェットデセールのかずかず、だなんて反則だぜジュルジュル、おい!っってゆうか、とりあえず「金柑のコンポート」が簡単ウマソウなのでソレだけでもレシピメモってこようと思いました。
あとお菓子素材(パーツ)に「チョコリーフ(葉っぱ模様のチョコレート)」ってありますけど、あれって本物の葉っぱにハケでチョコを塗ってそれを剥がしてつくるんですね。じゃあチョコリーフを大量生産しようと思ったらハケを何本か円形に並べてハケ水車にしてチョコ塗ればいいのだなーと思った。ハケの使い方はすべて「殿様のフェロモン」で教わった・・・

*1:綿みたいな飴

*2:飴細工のベースの板状の飴