「日サロ行こうぜ」を読み違える。

はてな内やWEB界隈で時折見かける「日サロ行こうぜ」を「ピサロ。行こうぜ」に読み違えるだけで事態は急展開、ぐっとドラクエっぽくなり、今後の物語の展開が見えてくる。まず名前がピサロであることからまだ化け物化する前の時代のピサロであることは明白、そして「行こうぜ」と呼びかけていることから、もうひとり誰か同行の者がいることがうかがえる。その語調から恐らく恋人ロザリーではない誰か。ピサロを旅に誘った戦士といったところだろうか。
目をつぶるとありありと情景がうかぶ。テンペの村、広場中央の大木の木陰で休むピサロ。故郷においてきたロザリーは元気だろうか、いやそんなことを考えていてどうする、わたしにはやるべきことがあるではないか。考え事をするピサロの膝に人影が落ちる。目をすがめて見上げると枝の隙間から差し込む日の光をバックに、あいつが手をさしのべている。「ピサロ。行こうぜ」そうだな。今は前へ進むことだけを考えよう。
そんな風に考えると「日サロ行こうぜ」もなんとなくあったかく見えてこない?