ワンダフルデイズ
要約:オチはキレイけどかなりヒロインがバタ臭い、いつもバタバタバタ子さん。盗んだバイクは金田のバイク(盗んでないけど)。あとマトリックス1のすごさを再認識。以下ちょっとネタバレ。
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2005/07/22
- メディア: DVD
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- 近未来。過去の人類の所業で惑星規模で大汚染された世界。その汚染をキレイにするために汚染を「喰う」設備を残し文明は滅ぶ(?)。その設備が汚染を喰って吐き出すエネルギーを糧に繁栄した管理者たちは、そのエネルギーを、繁栄を得続けるべく、外周に済む人間たちに汚染を進めさせる。持つものと持たざるものとの闘いってアレ。この舞台設定は結構素敵だと思うのでオムニバス映画でも作ったらいいのにと思った。
- ヒロインがバタ臭いとか、近未来バイクといえば金田かよとか、荒廃した社会とゆえばマッドマックス(革ツナギ)かよ、とかとかいろいろあるわけですけれどもそれを補って余りあるアクションシーンがあれば他に何もいらないのです、でもそれがなかった!
- バイクアクション、エアモービル(?)とグライダーのチェイス、ガンアクション、宙を舞うトラック、装甲車の大口径銃描写、そして水の貯まるフロアでの殺陣。最後の殺陣!これはちょう期待!!!!と思ったのにイマイチだった!!!
- その昔、マトリックス1が日本アニメへのカウンターとして(?)作成されたとき、監督たちは水を撒いたわけです、モーフィアスおじさんが捉えられた部屋に。お前らアニメはこれができるのか、ホレホレ?といわんばかりの勢いで三次元上に配置された水滴の群れの圧倒的空間力(?)は、マトリックス1から数年を経て、同様のアクションシーンをアニメで描いたこのワンダフルデイズでも超えるどころか、肩を並べることすらできていない。改めてマトリックス1はいいアクション映画だったなーと思いました。
- あと特典映像でちょう気合の入ったミニチュアセットのメイキングが入っててそっちのほうが見入ってしまいました。