おなかすいたらコンビニる

いつもかすみを食ってると思われがちな仙人みたいなおれですけれども、実際にはいろいろ飲んだりしてます。水とか。野菜ジュースとか。そんで今日も今日とてコンビニ寄って野菜ジュースを手にレジで支払いをしたりしなかったり、いややっぱりしたりしていたのですけど、今日の店員の態度がちょう悪くて、吉良吉影みたいな冷たい三白眼見下し視線で目の高さからお金をチャリーンチャリーンと手のひらに落としてきたもんだから、実際には目の高さってほどじゃなくてもうちょっと低かったけれど、とにかくおれの手の中で小銭がはぜてそのときおれの中の何かも弾けて、仕返しにレジのよこに置いてあるパック飲料につけてあげますよストローのジャバジャバしたところを一本一本伸ばしてやった。心の中で。にくい。あの娘がにくい。そしてかわいい。街のコンビニエンス。
あとおれの懸念は今後おサイフケータイなどがどんどん普及し、コンビニの美少女店員とお金のやりとりができない世の中になってしまったなら、手と手が触れ合って「あ」「ご、ごめんなさい」みたいな恋の始まりが失われてしまうということです。いちごのパーセンテージがどんどん下がってしまう。困ったことです。困ったことです。