おはガールのマジック文房具

「学校で誰でも簡単におはガールと同じマジックができちゃう」ジャポニカ(ショウワノート)のマジック文房具が明日発売されることは毎日おはスタを見ているマギー一派のみなさんのことですから既にチェック済みのことと思います。で、この「マジック文房具」。この文字ヅラから皆さんが何を思い浮かべるかわかりませんけど、俺が思い出すのはおはガールの皆さんでもムッシュピエールでも、ましてやふじいあきらでもなく、小三のとき隣にすわってたカズヤ君以外ありえない。だって、彼の消しゴムは使っても使っても小さくならないばかりか、場合によっては大きくなったりもして、まるで手品みたいだった。マジック文房具とゆうほかない。
その後、ほどなくして、俺は「消しゴムのかすを集めて練り上げると新たな消しゴムができる」とゆうことを学んだのだった。リサイクルという概念を学んだのだった。あと小テスト中、消しゴム貸してとゆったときキン消しを貸してくれたオオサワ君のことは今でも許せない。こすればこするほど答案が真っ黒になっていったことを、絶望で俺の顔が真っ青になったことを、俺の手の中のアシュラマンがまるであざ笑っているかのようだったことを、俺は忘れない。カーカカカカ。