映像レヴュそのニ「スズメバチ」。
次に「スズメバチ(ASIN:B00008Z6VI)」を見たのですけれどこれは残念ながらボクにはハズレでした。
ストーリは、
- 「大マフィアの大ボスを護送する軍人/女隊長ナディア・ファレス」
- 「大倉庫に金目のものを盗みに入る素人若者泥棒クンたち」
- 「倉庫番のステキ・ダンディー(元消防士)」
- が運命の悪戯で倉庫に集結、マフィアボスを取り戻そうとする軍隊並みのマフィア連中に囲まれてドンパチる。
とゆう、これまたシンプル、ヒネリとか一切無しの分かりやストーリ。女隊長もアップルシードのデュナン・ナッツかはたまた草薙素子かってなもんのカッコよさあり!と思ってみていたのだけど、なにやらハマれなかったのですよ。で、なんとなく分かったのだ、「スズメバチ」は。
- エイリアン性
- 敵対者に人格を与えない。あくまでやっつけるもの。夜間の突入とゆう設定でナイト・ゴーグルつけていて顔もまるっきりでてこない。*1
- フレンチアクション
- 素人も銃をもったらプロと同等に戦えちゃう*2
- オワリグダグダ
- 始めチョロチョロ、中パッパ、オワリグダグダ。
ってゆう三要素がダメダメさ加減をUPさせてしまったのだろうと思う。もちろん、敵を描かない「エイリアン性」を持った映画でも面白いのはあると思うんだけど、少なくともこの「スズメバチ」はオモシロさUPではなく、ツマラなさの助長ばっかりしてると思う。エイリアン性が「敵のバカっぽさ」を強調、かつ「さっき初めて銃を持った素人」に「プロのマフィア」がバカバカやられちゃうことで更なる「ウソっぽさ」を演出ってゆうダメスパイラル。
#このエイリアン性って言葉はちょっとあとで別に書こうっと。
そんなダメ映画評価をしてしまいがちな「スズメバチ」ではありますが、唯一オモロ!と思ったのが、冒頭マフィアボス護送を報道するニュースの一コマ。
アナ「アルバニアのマフィアの大ボス・・・・」