ニコニコ補足。というか、おれはニコニコのコメント上限て考え方が大好きです。

ニコニコ動画同様、ニコニコブックマークもコメント上限があってところてん式にコメントが流れる実装なのかどうかちょっとわからないのだけれど、ともかくおれはあの「ところてん式」コメントシステムが大好きです。理由をひとことでいえば、場が活性化するから。
コメントがつくことでニコニコ作品が出来上がっていくとき、ある瞬間には《最高の作品》というものが多分存在する。でもニコニコはそこで止まれない。各コメント者はコメントの止めどころがわからず、最高の瞬間が仮にあったとしてもその空気をよめない者が一人でもいれば最高の瞬間は簡単にくずれ、コメントは流れ続ける。面白い作品ほどコメントのスピードは増していき、最高の瞬間は短くなっていく。美しいものはきまって命が短い。
あるいはシステムに反して、面白さを「保守」しようとする人間が出てくる。彼らの行いはまるで濁流をさかのぼるかのごとき蛮行で、その大変さが余計に彼らを燃え立たせる。
結果、場の活性化はとどまることを知らない。「神コメント作品」を認定するのは難しく、ただいえるのは「ここはわりと、神コメントが降臨しやすい場」程度になる。
神コメント作品があるから人が集まるのではなく、神コメント作品に出会える《可能性》があるからより人が集まる。アクセスする。リロードする。
ニコニコのコメント上限というシステムは、人をより集め、人のコメント心をうまいこと駆動する面白システムなのです。おれあれ大好き! ダイスキップ! (> e <)