ポケモンブームがおれに来た! きになるリージョン問題

幼少のみぎりより長らく接触を拒んでいたポケモンなのですけど、例のふしぎダンジョン熱*1に浮かされてとうとう青の救助隊に手を出してしまった。ら、来た! ポケモンブームがおれに来た!
既存のおれ内ポケモン知識といえば「成長ではなく《進化》」「異種族の友情」「アメリカの子供はニンテンドーポケモンをアホほど連呼する」であり、ここにきてやはりキニナルのは北米がどうやってポケモンと折り合いをつけたかである。
「異種族の友情」はよかろう。人種のるつぼたるアメリカなら異種族の友情はエブリシンウェルカムだと思う。だが「進化」のほうがうまいこと受け入れられたのか、気にならないはずがないじゃん、である。
特定の州では「進化」を「成長」に置き換えた別リージョンのポケモンが売りだされたり、ポケモンそのものが売り出されなかったり、その後ニューヨークに引っ越したトムくん(仮名)が「おまえのポケモン成長だけかよ、進化しねーのかよ、だっせぇ」と苛められちゃう《ポケモンディバイド》が社会問題になったり、そしてそのすべてはアメリカ転覆をもくろむニンテンドーの陰謀だったり、いやむしろアメリカ滅亡はあしがかりにすぎずニンテンドーは神に戦いを挑んでいるのだったり、とかとかそういうことを考えてしまう意味において、ポケモンブームがおれに来たのである。

ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊

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