バラバラにすることが猟奇的ととられがちだけれども。

バラバラにするっていうととたん猟奇的(?)、ちょっとヤバイ事件という話になりがちだけれども、実態は捨て場に困っただけというケースが多そうに見える。ゴミを捨てるには袋につめなくちゃいけない⇒うちのマンションの指定ゴミ袋は小さい⇒指定ゴミ袋につめるためにバラバラにした。そんな論理展開というか。なんというか日常生活的バランス感覚に溢れてすらいて、猟奇的とかヤバイとかそういう感じが薄れてしまう。
ほら昔のバラバラer(バラバラにする人)たちはもっとバラバラ化に物語がありそうじゃん? 「パズルが出来上がった状態って美しくない。可能性が失われた状態だからかな」とかそういう。けど最近のバラバラerには物語がないっていうか。
……あ。逆か。
昔のバラバラerには物語があって「理解」しやすかったけど、最近のバラバラerは物語もなく、バラバラ行為と日常生活が地続きですらあるところが猟奇的でヤバイって話なのか。それなら納得できる。