「すべての宗派をご案内」て看板がなんだか気にいった。

宗教が生きている人のためにあるのか、死んだ人のためにあるのかおれはわかっちゃいないのだけれども、それはともかく近所の墓地が掲げる「すべての宗派をご案内」という看板はなんだか気にいったのです。漫画や小説で「死はすべてのものに平等だ」なんて言い方があるけど、実質、死を不平等なものにしてるものの一つが墓地なんじゃないの? てなこと思ってたわけでして、そんなおれにはほどよく朗報すぎるわけです。「すべての宗派をご案内」。ちゃんと死がみんなに平等っぽいていうか。オープンでハッピーでキャッチーなセメタリー。エンジョイ墓地ライフ。
ということとは関係なく「宗派」を「周波」に置き換えるとまた違った印象でいいなぁとか思った。当ブログサービスはすべての周波をご案内。どんな電波でもウェルカムです、とかそういう。