自らをシャクレタリアートに分類するものたちよ、自戒せよ。

アイススケートのあのひともアイドルグループのそのひとももともとはこちら側の人間、シャクレタリアートだった。だが努力や才能でもって成功をなした、あるいはファンの盲目によりシャクレもまた愛嬌、むしろ平面顔より特徴があってキャラが立つわと評価され、いつしかブルシャクレー(編者注:ブルジョアジーのようなものか?)にのしあがってしまったのだといえよう。
だがそれのどこが悪い? むしろ自らをシャクレタリアートだなんだと妬み側に押し込めるほうがどうかしている。彼ら彼女らは自らの力で成功をもぎ取ったのだ。シャクレたピンチをチャンスに変えたのだ。
彼ら彼女らから学ぶことはあっても、恨むことは皆無なはずだ。そのシャクレは飾りじゃないんだろう? なら、あとはコトを成すだけだ。
なお、モンマルトルの丘にサクレ・クール寺院が建てられたのは1919年のことである。