犯人たちの独白 -

ほとぼりが冷めたところで独白。7作品。

参加するにあたって

「軽量級が200文字？ハっ！そんだけありゃあ銀河が５回は滅ぼせるぜ？」てきな意気込みで全作品軽量級勝負のつもりだったのですが、フタをあけたら何のことはない中量級、無差別級にあふれまくりでした。嫌いな言葉は初志貫徹と有言実行です。好きな言葉は竜頭蛇尾。投稿順。

'06秋冬コレクション

ドラゴンバスターの二段ジャンプを文章で表すことを目指しています。ラスト二行で読者を２回ひっかけたいという。でも、最初のジャンプ「カシミールの定義を変えれば」はちょっと高さが足りなめ。

選択肢…もし｛

タイトルと本文を混ぜたかった。混ぜる手法として、じゃあカッコという記号があるよね。そしらたプログラム文ネタか。という流れですね。コレ系では、昔demiさんが書いた日本語ベーシック(ぴゅう太)恋愛モノがうまかったなぁと書いてから思い出した。

ピタゴラ装置

1年前ハニフェスが終わったとき、次回使おうと思ってそのまま忘れていたネタですね。ギミックが連動していく部分の文章の息継ぎをもっともっと早めないと読者を巻き込めないのかなぁと思いました。モアスピード！モア！モア！修行します。

少年期の終わり

距離というヤツは何度でも恋人たちの前にたちはだかるので、遠恋をものともしない人類とかいてもいいよねっていう。超光速(ＦＴＬ)通信ロマンス。あと断片部に迎合(?)する意味で「断片化(フラグメンテーション)」って言ってみたかった。

天上の音楽

最初はタイトル「水晶の夜(クリスタル・ナハト)」でセツナイ・カナシイ話にするはずがどこでどうころんだのか「宇宙ちょっといい話」に。そのせいで前半と後半のつながりがわるいのですが、ネタはけっこう好きです。天の扉が開く描写はもっとスケール出すべきか。修行、修行。

「ホラー、機械の中の幽霊、テキストが自分の意思を持つ、にしか興味がありません！そーゆー文章はここに来なさい！以上！」という心積もりでかいてたつもりが、200文字にそぎ落としてるうちに念力ブロガーになってしまったので残念賞です。
あと関係ないけど、ファ文部員てきっとみんなブコウスキーみたいな創作スタイルに違いないのです。右手にシガー、左手にグラス。それでどうやって書くんだい？タイプライターにキスすれば勝手に歌いだすさ。おいおいキスする相手が違うだろ？ってそういう。

薄暮睡眠《トワイライトスリープ》

タイトルはレベッカ・ブラウンの「家庭の医学」の第2章ですね。あと《神として洪水を起こし人類を滅亡させた》てとこは当初《彼女にフられた》だったりします。うらぶれた神様表現が足りなかった。これも修行が必要ですね。

総合結果を見ると見事な敗北なので、次は勝ちたいです。あと外部参加者３名がわからない状態が楽しかった。まだ見ぬ外部三名の参加枠をおれごときでつぶしたくないので、次回参加するときは期間中だけファ文部に入部しようかしら。