小原庄助さんは朝寝、朝酒、朝湯の三つの業で身上をつぶしたと言い伝えられているわけですけど、みなさんだってけっこう朝寝と朝湯はしちゃってるでしょう？ でもさすがに身上はつぶしてないかと思う。
と、そうなると小原さんが身上をつぶした主たる原因は朝酒に過ぎず、ただ朝酒で身上つぶしたと言いきってしまうと正直ぶっちゃけすぎで小原さんも立つ瀬がねぇなぁと。そう考えた、時の会津藩主のやさしさがこの歌には反映されているのではないか？
二度寝を堪能した後に朝シャワーを浴びたりすると、ちょっとそんなことを考えたりもしてしまうのである。
