人生とは無数の分かれ道で出来ているっていうけど、それって本当なのか?

人生とは無数の分かれ道で出来ている・・・樹木の幹をスタートし無数の枝葉に分かれて進み行く。そんなイメージで語られるけど、それって本当なのか?
確かに、ああこれ明らかに分かれ道だな、右にしようか左にしようか、なんていって道を選び取るシーンて結構あるのだけれど、だがその「選び取る」道ってあらかじめ決まっているのじゃないのか? 自由意志なんかじゃなく何かのルールで。
要するにアミダクジ。分岐点ごとに線は二手に分かれているけど、必ず一方に進まねばならないルールがある。
人生っていうのもアミダクジみたいなもんで、最初の選択でおしまいまで決まっているのかもしれない。アミダクジを俯瞰して見てみると、まるで無数の分かれ道からなっているかのように見えるけど、ほんとこれズルい。自分の意思で分かれ道を選び取れるかのように希望を抱かせる巧妙なワナだね、これは。
誰のワナかっていったら、そりゃあ神かなんかだと思うけど。神見たときないから知らんけど。