キレイなものがよりキレイになる瞬間に。

先日、雨あがりに通りがかった公園の花壇が水浸しになっていて、つか水浸しってゆう生易しいもんではなくまさに水没してて、あーぁ、花壇ごと枯れちゃうのかなぁなんて気にかけながら、そばに寄って水中を覗き込んだらすごくキレイでビックリした。葉や花に小さな空気の泡がついていて、それがなんだか別世界の植物みたいにキラキラしてて、キレイなものが別のキレイなモノを纏ってよりキレイになる瞬間っていうのはなんだか素敵だなぁ、なんてことを思ってました。
そんな昼の体験の余韻に浸りながら風呂に入って、ふと視線を落としたところ、おれの股間のヘアも無数の気泡に彩られてました。昼間の感動ふっとんだ。ぜんぜんキレイじゃない。汚さが際立っただけでした。