おれの青なきいま、おれに残されたのはおれの黄色のみである。

おれの青なき今、おれにのこされたのはおれの黄色(ボウケンイエロー)のみであり、すなわち日々、ボウケンジャーのお話を妄想しながら眠りについています。夢を見るために寝ています。白昼堂々と夢っています。歩きながら夢っています。
そんでその夢をご説明するに、映像的にはここ数年来の映画「トゥームレイダー」「インディアナジョーンズ」「ミッション:インポッシブル」あたりのお宝冒険アクションを取り入れておりまして、ストーリー的には「スプリガン」。古代文明の技術悪用を目指す悪の組織から遺跡を守れ!巨大ロボに変身だ!激闘の末、初回ロケ地ティオティワカン*1は壊滅するものの地球の平和は守られた!毎週壊滅していく世界遺産、でもまああの番組、TBSだからどうでもいいし(テレ朝信者思想)、だがちょうど1クールが過ぎたころ、悪の組織が超古代の悪意を呼び覚まし真の戦いが始まる。大仏が大地をゆるがし、ピラミッドから手足が生え、モアイがニューヨークを目指し、竹内文書とかが売れて、前方後円墳が前後する。人類大ピンチ。燃える!
ただこの夢ひとつ問題があって、インスパイア元の映画設定に忠実なあまり、おれの黄色ララ・クロフト(アンジェリーナ・ジョリー)ばりの偽造バストでゆさゆさ走ってくるのです。そこは違う。そこはおれの望んだ世界じゃない。もっと、こう、つつましやかでささやかな。