眼科に行った話その二。

世が空前のメガネ男子ブームであることは知りつつもコンタクト購入のために眼科に行ったのです、土曜日。そこでおれ発見したことあるのでみなさんにお伝えしたいのだけれど

  • 今回初めてコンタクトを作ります、と言うべき。仮に作ったことがあったとしても。

待合室で秋田県ぐりぐりしながら待つこと40分。となりのリアル中二のオトコノコが母親にうぜぇよ、もうまてねぇよ帰ろうぜ、なぁなぁゲーム買ってくんねぇ?とかとかゆっててそれはそれはほほえましい光景だったのですけれど、先生のいる部屋に行ったらとたんに彼モジモジしちゃって、「今日はどうしたの?」「あ、その」「何?はっきりいわなくちゃ」「遠くが見えないってゆうか」「うん」「スポーツとかもするんで」「は?」「けっこう激しいスポーツで」どうやら彼がソフトのコンタクトをつくりたいのだってことを先生が引き出すのに軽く3分はかかってて中二やるなぁと思った。中二らしい中二をひさびさに見た。「らしさ」とかよくわからんけれども。
その間、おれはピンクメガネ看護婦さんが動き回る様を眺めていたわけで、おれの看護婦妄想は天を突くほどのスパークのキザシを見せつつあって、おれのピンク看護婦などと呼ばずに、もはやおれのピンクよばわりするほどになっていて、そしたらおれのピンクがついっっと中二のほうに寄っていって顔を寄せあって中二の彼の目にコンタクトを入れてあげてた!!!おれのピンクが!おれのおれのおれの!!!そんで中二は予想どおりドキドキしてるのがバレバレで、バーカおれのピンクがおまえなんか相手にするかよ!おれのピンクだぜと思ってふと気付いたのですおれもコンタクト初めてですってゆえばよかったそしたらおれのピンクがおれの目にコンタクトを入れてくれたはずでそれを思うとくやしくてくやしくて10分前自分でコンタクト入れていた過去の自分自身を呪ってその中二がうらやましくてうらやましくて脳内で軽く5回は惨殺してガラスの箱に詰めて(ネウロ)あと眼科の先生も憎くて憎くておじいちゃん死んじゃえよもう年なんだしもう十分だよと軽く肩を叩いてあげてあと世の中の眼科そのものも憎くなってじゃあ眼科はぜんぶ山崎九郎右衛門眼科とかにすればいいじゃんか!バカー!(シグルイまだ1巻しか読んでなくて山崎九郎右衛門が分からなくて逆ギレ
医療現場って大変だよね。患者の妄想にまでつきあわされて。