任天犬のびっくりシンフォニー

任天犬ブリーダーのみなさんにはご説明差し上げるまでもないのですけれど、任天犬には犬と触れ合う各種アイテムがあるのです、それをなぜか散歩中の犬さんが拾ったりする。
その中にレコードの類がいくつかあって、それをかけることができるわけです座敷犬のいるお座敷で、フリスビー投げあう公園で。ここまでが前説ですけれど、そのレコードの中にハイドンの「びっくりシンフォニー」があってこれがちょう面白い。しずかな曲調のなかいきなり「ジャン♪」て大音量になって、うとうとしていた犬さんもいきなり起き上がってキョロキョロしだすは、おもわず咥えていた骨ボーン(テラ重語)をポットリ落としてお口あんぐりするはで、まるでガキ使の罰ゲームを見ているような愉快な気分でガン見してしまい、そこから思うのはこうやって育てられた犬さんが絶対マトモには育たないだろうこと、いつもびくびくする臆病な子になるだろうこと、そしておれが小6のとき隣町のゲーセンでパックランドしてたら黒中の三年に取り囲まれて「おめぇさっき睨んだろ?」「無視してんじゃねぇよ」「聞いてんのか?」ドンっっ。パックランドの台を叩かれてビクってしたことを思い出す。もう涙目。
田舎のゲーセンなんてそんなもんです。