南北線車内に蠢く権謀術数

通勤電車とゆう日常にだって権謀術数が蠢いているのだと知る2月24日朝7時。
当駅始発の南北線に乗るべく白線の内側に並ぶや、おれの目の前にはすでに結構な人数のOLとヤンジャンを読むオトコノコとオッサン。列車到着にあわせてなだれ込む瞬間、おっさんの目キュピーン、サクサク乗り込むや座席センターにどっかと腰をおろし、ふんぞりかえったその隣にはわずかな空間しか残されてない。オトコノコはその隙間に申し訳なさそうに座り込み、仕方なく前かがみでヤンジャンを開いて読み始めるしかなく、そうかオッサンその体制に持ち込むために、前かがみのオトコノコが開くヤンジャンを見下すような横目で盗み読むために、そのためだけにあの座席の位置取りをしてたのだなとおれは瞬間的に理解し、戦慄し、そしておっさんのツルセコな権謀術数にキレました。キレちゃいました。ヒドイぜおっさん、バーコードハゲのくせに。そして今日のヤンジャンから珍入社員金太郎がその存在自体抹消されていることにもキレたね。本当にキレた。屋上へ行こうぜ…久しぶりに…キレちまったよ…。