坂田彩さんxキッセイ薬品

キッセイ薬品CMの坂田彩さん。病気でツライ想いをしている演技も、その涙も、そしてラストの最高の笑顔も、そのすべてが大変素晴らしく、俺はこれを見るだけで癒されるよだって薬のCMなだけに。とかそうゆうベタなことを書いてしまうほど素晴らしいくって、でも今言いたいのはソレじゃない。今言いたいのはベストなキャスティングについてです。

なんとゆいますか、悪い意味ではなしに坂田さんの薄幸の美少女っぽさ、NHK連ドラヒロイン系っぽさこそがこのCMの出来を最高のものに導いていることは明々白々で、これを例えば若槻千夏さんに置き換えたら、やっぱりちょっと違っちゃうのではないか?病気で入院はしているものの、薄幸ってカンジじゃなくむしろ人前では快活、涙なんかみせたことないような感じで、おっさんの大部屋に出入りしては一緒に麻雀打ちながら小遣いかせぎつつ、でもそのお金も小児病棟の子達におもちゃを買ってあげることに使っちゃう。時折病院の屋上で雲ひとつない空見上げてたりして、俺がそれに気づいて近づいていくと「あ。センセ?へへ、抜け出したことバレちゃったか」いたずらっぽく舌を出す。「アタシさ、こうやって青空見上げるのが大好きなんだぁー。センセもおいでよ。ほらこの上」屋上出口のさらに上、はしごをのぼる「あたしだけの特別な場所。ここで仰向けになると、ホラ。まるで空飛んでるみたいでしょ?」うん、そうだね。「センセイ?アタシさ・・・なおるよね?」・・・。涙?「だって、アタシ。アタシ、まだ何もしてない。お父さんにもお母さんにも親孝行になるようなこと、まだ何もしてない!映画見にいこうねってゆう友達との約束も!まだ守れてない!」大丈夫だよ。俺がいるから。大丈夫だよ。きっとなおるよ。


・・・ぐす。あ、ゴメン。俺、今、涙で前が見えなかった。キッセイ薬品CM、若槻さんじゃイメージ違うかなと思ったけど、そんなことない。むしろピッタリだ。これこそ、これこそベストキャスティングだよ!広告代理店さん、若槻さんバージョンのCMも撮ったほうがいいよ!俺は若槻さんバージョンが見たいよ!


とゆうようなことを昨夜ぼんやり考えていたら、ちょうど若槻千夏さんが「アフリカのツメ」に出演していた。木村祐一作白子料理をガツガツむさぼり喰っていた。とてもウマソウに喰っていた。

坂田彩さんxキッセイ薬品 CM
http://www.kissei.co.jp/present/seg6.htm