禅・女子高校生

今朝も、相も変わらず通勤がてら南北線最寄り駅にむかったのですよ。そしたら改札前の柱にあぐらをかいて座する女子高校生ひとり。両手はへその前あたりで携帯電話をもち、ケータイに落とす視線で目は半眼、引いたあご、伸びた背筋。溜息をつくほどの見事な座禅で、まるで後光が差しているような、まばゆい輝きを放っていました。特にスカートの中から。真白き光を。





僕は心の中で軽く手をあわせました。