プラネテス#7

地上波放送開始後、一度としてまともに見れていなかった「プラネテス」を昨夜、偶然見まして、わー、こりゃちょっとイイ番組ですね。「#7 地球外少女」とゆう月生まれの少女が出てくるお話でして、本筋の見方とはきっとズレてるですけれど僕の印象に残ったのは「足」「足跡」でした。

主人公「ハチマキ」さんの足の骨折、地球の重力下では自分の足で立ち上がることはできないであろう月生まれの少女ノノ、博物館に展示されるニール・アームストロングの「偉大な一歩」、そんな幾つかの「足」の表現が作中ちりばめられて物語は進み、そしてラスト直前のほんの1シーンでナンダカ胸が締め付けられちゃったりなんかしまして、確かこんなシーン。

エアロックに佇む主人公。ロックから漏れる明かり。静かの海へ踏み出す少女ノノ。ノノの足元からエアロックまで続く足跡。波のない月の海で、この足跡は消えることはない。永遠に。

彼女が足跡をつけることができる場所はここにしかない。ずっと。そんな風に見えちゃって胸がギュンギュンしちゃったのでした。あと、こんな歪んだ見方しかしない俺はファンからボコられると思った。



→参考リンク「#7 地球外少女」
http://pikazoo.hp.infoseek.co.jp/031115a/031115a.html