カルピス

おまけのRody目的で白濁色飲料(c)もくりこくり*1を飲んでるんですけど、アレだよね。カルピスウォーターって恐ろしいよね?

昔はよくうちのペントハウスから街の明かりを見下ろして、ああ、あの明かりのひとつひとつにいろんなカルピスの味が、カルピス濃度があるんだな、なんてことを思いながらカルピスグラスを回していたものですけど*2カルピスウォーターが出たおかげでそういったカルピスファンタジーは突き崩されましたからね。一つの味覚、一つの価値観、すなわち、カルピス社長家のカルピス味に日本中が支配されることになったわけで、そのことに軽くめまいを覚えたものです。

カルピスウォーターにはマーケ上の戦略があって、一定の濃度を認知させることでカルピス消費率全体の底上げが図られたのだと思う。いままで薄いカルピス濃度で消費していた家庭に標準濃度を認知・徹底させカルピス消費速度を引き上げる、そして標準カルピス濃度よりも濃い家庭においては「俺んちのカルピス、カルピスウォーターより濃い味なんだ!」とゆう優越感、貴族階級感、セレブ感を煽る役目を果たし良質なカルピス消費者を育てるとゆうカルピス社の二段構えの戦略が隠されていたんです。まさに戦略!スーパー大戦略!すげい!

あと、カルピスの地方CMにガルベスが出てたことがあるってゆうことを小耳に挟んだのですけど、いやいやいやいや、それ、タダのダジャレじゃん?え?あるの?ホント?

*1:もくりこくりがくるよさんid:kamuraco

*2:スワーリング。香りを出すためにグラスを回すこと