水といのち。

とんねるずのハンマープライスとゆうオークションバングミの初回の品が「常盤貴子の残り湯」だったことは有名な話ですけど、500mlペットに入ったアレを持って灼熱の砂漠に放り出されたなら俺は5分悩んで、まあ、常盤の残り湯の価値よりも命を選び、飲み干すだろう。
これが石川亜沙美になると、死ぬ直前まで我慢して我慢してそれでも我慢して、蜃気楼の先に死んだおふくろが俺を手招きしたら一口舐めるだろう。おふくろは死んでないけど。
そして、これが田中美保だったならば、逆に一瞬でその残り湯を飲み干し、そして幸せに浸ったまま死までの時間を至福の中過ごすだろう。