巨大建築愛好会。昨日のつづき。(非現実モノ)

虚空のリング昨日書いたジーリーやヒーチーつうのは、そうゆうSFがあって銀河の大きさくらいある人工構造物が出てきたりするのだけど、なんつうか、デカすぎて、イマイチスゴサを実感できないのだよなー。*1
もうちょっと大きさを落としてダイソン球やリングワールドクラスにすれば、人間さんでも認識しやすい大きさになるんと思う。えと、こいつらは太陽の周りをまわる地球軌道がみーんな地面になったものだと思えばいい。
この画像は「リングワールドの玉座」のものたとえば、リングワールドをモデリングするとこんな感じ(→参考リンク)らしくって、多分人間の認識能力でも把握しやすい。リングワールド上に住む人間の視点で見ると、地平線の向こうから空に虹のように地面が伸びているってイメージ。*2
でもまだまだやっぱりでかすぎて魅力的じゃないんだよなー。なんでだろう、世界ソノモノくらい大きいと「構造物としてのスゴサ/圧倒感」よりも「世界としての安定感」が先行しちゃうのかもしれない。
んで、そうゆうことを考えるとやっぱり、

いきなり画面上からずごーって出てくるスターデストロイヤー。あれに度肝を抜かれた人は数多いらしい
似非と現実の日記(id:yasai:20040406#1081247847)

は圧巻で、勿論オレは劇場でみたわけじゃないけれど、小学生くらいのころに近所の児童会館で200インチクラスの映写機で見てすごくドキドキしたのは覚えてる。そうだ、あれだ!あれくらいの巨大感、圧迫感、恐怖感がいいんだ!
で、あの感覚を味わいたくて、高速にのるたびに自分のバイクをトラックの横につけて、ゆっくり追い越させていくのだね。SWファンは。お気をつけていってらっしゃい。

*1:■虚空のリング/スティーヴン・バクスターISBN:415011143X ジーリーゆう存在が作った巨大なリング状構造物。その目的は? ■ゲイトウェイ/フレデリック・ポール ヒーチーゆう存在が銀河の中心で宇宙全部を揺るがす大事業を行うとき人類は。ちなみに、この構造物が出てくるのはゲイトウェイ3,4くらい。ただ、小説としてはゲイトウェイ1だけ読めば他はいらない。1はオモシロすぎる。

*2:■リングワールド ISBN:4150106169 ■リングワールドふたたび ISBN:415010767X ■リングワールドの玉座 ISBN:4152081538  すべてラリイ・ニーヴン