映像レヴュその一「リベリオン」。

土曜日は呼び出し喰らって帰宅後ダバダバと所用をこなした途端、ヒマが訪れたので近くのヘボツタヤにレンタリング・GO。ちなみにこのツタヤのヘボさは目も当てられずあるDVDが借りられれば、それベースで「はてなダイアラー映画百選」を書きたいなって思ってたのに置いてない。あー、うー。
しょうがないので、みんな大好き「リベリオン(ASIN:B0000C4GMN)」と女性+銃モノが見たいなーとゆうことで「スズメバチ(ASIN:B00008Z6VI) 」をハシゴる。どっちも未見だったので。
まずは、「リベリオン」。ストーリは、

  • 「第3次大戦の反省を基とした統制社会の未来」
  • 「感情を持つことは罪・即射殺」
  • 「市民は日に2回自身で薬物投与し感情を抑える」
  • 「感情を誘発するものである『美術・芸術・ペット』などなどすべて燃やす・射殺」
  • 「主人公は体制側の最優秀な管理官・格闘家」
  • 「感情違反を犯した同僚を自らの手によって射殺・偶然による定期薬物投与漏れなどを契機に反体制派と共謀してゆく」

ってゆうシンプル・親切設計。もっと言葉を切り詰めれば「HEROが」「虐げられし者を開放する」ってゆうユーザフレンドリさ。


んで、この映画で気にいったのは次の一点かな。


アクションに汗をつけない・息を上がらせないってゆう「映像をスタイリッシュに・HEROの絶対性を高める」って手法はボクは普通に好きなんですよ。確かにアクションが軽くてチープでイヤだって批判はしやすいのですけれど、そんな汗っぽいものだったらリアルのK1とかジャッキー・チェン映画とか面白いのは他にイッパイありますもの。んで、リベリオンでは「アクションでは汗をかかない」主人公にアクションではない「感情の発露部分で汗をかかせ」てる。汗って演出効果をアクションのリアリティ表現の方ではまったく使わずに、あくまで感情発露の方だけにつかう使い分けの徹底した姿勢がボク好きかな。あ、でも似たような使い分けって「マトリックス」や「ガタカ」でもありましたっけ?あははは・・・はぁ。ま、いいや。えと、結論は「リベリオン」みなさんがゆうようにオモロでしたよってことで。うん。


閑話休題


基本設定部はブラッドベリの「華氏451度」と同じってことは誰でも感じているみたいで「華氏451度 リベリオン」でググッたら100件Overでひっかかりましたわよ。確かにみなそう思うよね。*1

*1:ご存知の方には説明要らないけど、大雑把な内容は。本が人を堕落させるとされる統制社会/主人公は焚書官と呼ばれる体制側の一員/エリート焚書官だったのだけれどいつしか反体制側とコネクションって感じのお話ね。んで、華氏451度ってのは紙が燃える温度ってこと。