クリスマスイブイブは定義上間違いなどと指摘せずに、イブイブを認めたらいい。

クリスマスイブはクリスマス前夜という意味であり、23日を指してクリスマスイブイブと表現するのは定義上おかしいとのたまう識者が多いとは思うのだが、じゃあ聞くけど正しけりゃそれでいいのか、である。イブイブの存在を認めそれを祝うこととすれば楽しみが増えるではないか? イブイブを認めれば外挿により22日(イブイブイブ)も祝えるし、21日(イブイブイブイブ)も祝えるし、ついには1年365日すべてがイブという概念に飲み込まれ、年中無休春夏秋冬老若男女クリスマスを祝うことができるのである。
という名目でクリスマス礼賛派を丸め込むことに成功しさえすれば、あっという間にクリスマスは日常化するだろう。お祭り好き・カップルどもも最初のほうこそ毎日クリスマスを祝おうと努力もするだろうが、いつしか息切れしクリスマスイベントは空洞化、クリスマスという存在自体を地球上から滅殺することができると考えているのだがどうか?

遺伝子組み換え食品を忌避する風潮が広まるとどうなるんですか?

遺伝子組み換え作物を使っていません」という表示を見るとほっと胸をなでおろすというか、遺伝子組み換え?! 怖えぇ、ヤベぇ! と思いがちなおれでございますから、言ってみれば意図せぬ外部刺激に想定外の自己改変を加えられたくないわけで、肉体的変化はもちろん、精神変化・精神汚染も怖いのですばらしい音楽やすばらしい絵画を見るのも怖いし、シナプスを発火させるような余計な刺激も極力排除するべくせまくてくらくてこわい部屋で体育座りしてるし、ハンタの三つ子補間システムで脳内に何か改変が発覚したら即座に元データで上書きするし、「ママー見てー、あの人、変化をやめてるー」「しっ! 見るんじゃありません」なんて後ろ指差されてもただじっと同じ場所に座って一点を見つめてるし、1秒後も1ヶ月後も1年後も変わらぬ自分が保障されていることに、ほっと胸をなでおろすのです。
いやマジでマジで遺伝子組み換え怖いよ怖い怖い。さしあたって今夜は遺伝子組み換えイベリコ豚が怖い。