物語の中で、エロいシーンにどうやったら必然性を与えられるのか。

とゆうか「パンツはいてない」という言葉がどういう歴史的背景を負っているのか、まったくもって知らないのだけれども、言葉だけ聞くとちょっと意味がわからない。物語の中でパンツをはかないキャラが群雄割拠しているというのか? エロいシーンを描くためだけに? まったくもって不思議である。
基本、人間というやからはパンツをはくものだし、それでもそれらのキャラがパンツをはかないというのであればそれはただのだらしない人である。この世がつの丸的世界というなら納得もできるが、あいにくこの世はつの丸じゃない。
物語の中にエロいシーンを出したい都合、キャラにパンツをはかせたくないというのなら、これはもうなんらかの必然性を持たせなければならない。例えば、人類支配をたくらむ異星人が、地球人を調査した結果「一人一パンツの法則」を発見する*1。パンツ洗脳(腸内洗浄のイントネーションで)装置を仕込むべくパンツ工場を占拠し、遍く人類を支配せんとする異星人。つぎつぎ洗脳される地球人たち。ぱんつはいている。そこに職業上の理由でパンツはいてない一団(飲食業など)が立ち上がり、人類の解放をかけてパンツをぬがしてまわるのである。勇猛に戦う彼女らであったが、異星人にパンツはかされたが最後、下半身の尊厳を得るのと引き換えに人間としての権利は踏みにじられ、あと読者のおたのしみも奪われる。
多分この方法くらいしかのこされていないのだよ、パンツはいてない物語の必然性など。

*1:人間は必ず1枚のパンツをはく、それ以上でもそれ以下でもない、という祝一平の言葉です