生きづらい世の中です。

例えば会社の美少女後輩SEが連日徹夜で、深夜3時くらいに偶然オフィスのロビーでばったりあったりして、「うわ。おそいね」「オーシマさんこそ」「例の品目?」「わかります?」「顔をみればね」なんて会話の流れで、そんでその子がいきなりぼろっぼろって大粒の涙流し始めたりしちゃって、でもまあそこで頭をポンポンなでたりはしなかったわけです、そこでなでたりしたらたぶんおれの中の堤防が決壊していただろうにおれ我慢した。
「そんな彼女が結婚とはなー」
「てゆか、4年前そんなことあったんだ?オーシマにしちゃがんばったほうじゃん?」
「そりゃ、彼女はおれにとっちゃ妹みたいなもんだからね」
「妹スレのご時世だもんね」
そっちじゃない!そっちの妹じゃない!