おれが電車で座席に座らない理由。

おれが電車で座席に座らない理由て言ってもたいした理由じゃないのですけれど、その理由をまざまざと思い出させられました、今朝、南北線で。
今朝は珍しく目の前の席が空いたため、混雑緩和の意味も込めて座席にずっぽり鎮座ましまし、やおらぶつ森を起動して木々を揺らしてレア家具狩りをしていたのですけれども、なんか視界の端でぶるぶる気になるっつか、え?え?ちょっとちょっと!ぶつ森のキャラが木々をゆらしてるまさにそれと同じ振動数で、目の前のおっさんが股間に手をやってスパーキングしていて、だから電車の座席ってイヤなんです。眼前に男性の股間が来るから。ほんと困る。
そんでおっさんはおれが木々をゆらすのと妙にシンクロしながら、チンポジっつかポールポジションっつか、言い方は何でもよろしいですけれども、ともかくソレの位置補正に努めておいででして、いやマジでおっさんは目の前で立たないで欲しい。別にダブルミーニングとかじゃなく。ダブルミーニングとかじゃなく。
飯田橋駅に到着し、おっさんの呪縛から解放されほっとしながらふと思う。ペニスケースをつける地域の男性が、仮に、仮にですよ?上空10000mから地面にダイブする機会に恵まれた場合、足から地面にめり込んだら絶対に抜けないんじゃなかろうか。ペニスケースが釣り針の返しとおなじ役目を果たすんじゃないか。無理矢理引き抜いたらぽっきりいっちゃうんじゃないか。
そんな心配をしなくちゃいけないヒヤヒヤドキッチョな地域ではなく、安全大国日本に生まれたことを心底感謝した冬の朝でした。