用意周到ってどういうことなのかと。

用意周到ってどういうことなのかとまあ考えたわけです。
そしてふと若いころの出来事に想いを馳せるに、明日彼女と初デートって夜、あんまりにもいろんなことをシミュレートしすぎて、もし万が一ということもないこたないので、じゃあ家を出るときからコンドームをつけて行こう。喩えて言うなら、そういうことが用意周到ってことじゃないのかと。
だがデート中トイレに行くかもしれない。仮に1日5回トイレに行くとしてそのたびに変えるならばあと5個は必要ではないか。これで都合6個。これこそ用意周到なのじゃないかしら。
さらに言えば表面の潤滑剤が乾いてしまうと何かと都合が悪いと考えるに、じゃあじゃああと予備で3個追加しよう、都合9個。さすがミスター用意周到。
いやいやコトここに至れりとなったならば、おれハジメテってこともあるしなんかスルリと抜けてしまうかもしれないし、あと3個くらい予備で持ってくのが三国一の用意周到と言えるのじゃないか?どうでしょう、どうかしら。
かくして1箱に1ダース、すなわち12個入りという単位が生まれたのである。そんなマンガはじめて物語。