ボーイミーツガールれない症候群。

4月の組織変更でアパートの鍵貸しますみたいな見通しのいい広いオフィスに引っ越してきてしまって広所恐怖症のおれは日々ビクビクしながら働いているのですけど、そんなおれに配慮してか申し訳程度にところどころ150cmくらいの高さのパーティションが突っ立ってるのです。そんで今朝ちょい早足で(LEON語)打ち合わせに向ったらパーティションの影から飛び出してきた少女と「ドシン」。150cmのパーティションよりも低い、ちょうちっちゃい美少女新人プログラマで、これは誰がどう見てもフラグ立ったよなぁと思っていたのですけれど、さっきすれ違ったら能面のような無表情。せめてニラむとか頬を膨らますかでもしてくれたらツンデレキャラ認定できるのですけれど、それすらさせてもらえない石ころ帽子状態、完全無視されるおれ。ボーイミーツガールなんて幻想だよ。永遠なんてないよ。男前のところにしかないよ。世界は滅んだらいいよ。
こんな風にヤサグれてしまったおれの心を癒すのは、もはやニンテンドッグスだけだと思うので、心優しいあなたとあなたとあなたにおかれましては、ニンテンドッグスNDSをくーんくーん鳴かせながらみかんばこに入れ、おれの家のドアの前に置いたらいい。「かわいがってあげてください。名前は一茂です」とかそうゆう優しさライセンス見せつけてみたらいい。おれがんばるから。きっとビッグになってみせるから。そしていつか新宿で元飼い主のあなたとすれ違ったとき、一茂のりっぱな姿をみせてあげたいと思う。いつか必ず。
あとタイトルが思いつかないときに普通の言葉の末尾に「症候群」とかつければおさまりがよくなると思っているおれは80年代脳だと思った。高橋源一郎脳だと思った。