攻殻機動隊(1)

TheManさんの攻殻1巻レビュ(id:TheMan:20040225#1077703661)を読んで久々に読み返したくなった。漫喫にでも行こうかと思う。この作品をヤンマガで読んでいたころは多分大学生くらいだったと思うのだけれど、当時友人とあーでもない、こーでもないと言い合っていた。うろ覚えだけど以下のような話してた・・・

友人「つまりさ、生命ってのは宇宙が存在しつづけるだけで
   発生しうるっつーことでしょ?
   情報の高効率パッケージ云々って話の前提として。」
私 「うん。イメージとしてはワインのオリみたいなものだと思う。
   宇宙が出来た当初はないけれど、時間が経つと自然沈殿して
   いくものなのだと思う。原子内電子が確率の雲の中に存在し、
   意味世界の沈殿物として物質世界が存在しているのだとか
   ゆう物理話との対比じゃない?」
友人「ワインのオリの喩えだと、生命は宇宙ってゆうワインの
   味を上げる役割を担ってはいるけど、飲むときには不要物
   ってことじゃん*1。それ、生命は価値の低いモノって考えに
   繋がっちまうと思う。
   士郎正宗はそんなこと言わないよ、絶対」

確か、こんな感じで「生命=ワインのオリ説」は却下された覚えがある。ま、そりゃそうか。あうー。今、読んだらまた別の印象もつのだろうな。再読したくなってきたー。

*1:デキャンタージュされちゃうってことだね。当時はデキャンタージュって言葉も知らなかった