女子VO文

突き抜けるような青空。上空をガーネット・クロウが飛び過ぎてゆく。
ぼくはぼくのマイリトルラバーの手を引いてセンチメンタルバスに乗り込む。
ぐんぐんスピードをあげるバスはホワイトベリーの実るブリリアントグリーンをこえて、都市部のディープスなゾーンに入ってゆく。
信号が急にイエロージェネレーション。急ブレーキにつんのめった彼女が「運転手さん! ちょっとチャットモンチーじゃない?!」とヒステリック・ブルーに叫ぶ。
彼女をなだめているとバスが目的地についた。「ココだよ」
教会の扉をくぐり、彼女と向きあう。
「ぼくたちふたりのデイアフタートゥモローは輝きに満ちている。ふたりのエブリリトルシングがドゥアズインフィニティなんだ」
そういって彼女の首にピンクサファイアをかけてやる。彼女の頬がボニーピンクに染まった。






gdgdすぎる。てかピンクサファイアて!

すご本・すご文をできるだけたくさんの読者に届ける方法

おれ自身の夢かもしれないのだけど、すご本というかすご文を自分が書き上げたとしたらそりゃあできるだけたくさんの読者に読んでほしいわけです。
「とすると、英語か中国語で書けばいいんじゃない?」
「英語・中国語圏以外の人に読んでもらえないじゃん」
「じゃあ世界中の言葉で書けばいい。現実的には翻訳サービスの充実かな」
「いやそれじゃ翻訳サービスが対応してない新たな言語に対応できないよ。宇宙人とか」
「そしたらもう、その彼らに言葉を教えるところからはじめないと」
「素直に習ってくれればいいけどね。敵対的だったら?」
「圧倒的武力で制圧すればいいんじゃない? 教育は力だよ」
「それでもバクテリアには教育できないだろう?」
「じゃあ進化させよう。学習できるレベルまで」
かくして、未来のすご本というのはただ漫然と読者に読まれるを待つ防性のメディアではなく、もっと攻性のメディアになる。
すご本本体をそのコアとし、その周囲に生物進化促進装置と強力な火器と教育ツールをパッケージングした船そのものが「本」と呼ばれ、遍く宇宙へ放流されるのだろう。


一方そのころ、アフリカ オルドヴァイ峡谷でモノリスが発見される。黒光りする石柱の傍らには一冊のラノベ
なるほど人類がサルから進化したのは、神の自費出版本を強制的に読ませられるためだったのである。しかも駄作だし。神め。