関係ABを観測するCがいてはじめて場が発生する。

同一平面上にないCが、AとBの関係性を想像する。
そのとき見える閉鎖系が、「場」ではないだろうか。
http://pretend.g.hatena.ne.jp/sfll/20070613/1181738047

「なるほど、むしろ」
彼女が言葉を継ぐ。
「AとBの間の関係は線であり、それを観測するCがいてはじめてABCが成す《面》が発生する、ということかしら」
「それが《場》?」
「そう。その面を場と呼ぶ。観測者Cから見て面がマイナス勾配だと、上から目線だったりするのかもね」
彼女は冗談っぽく言っているが、なんとなく正しそうな気もする。
「ABCは面の頂点となり、彼らなくして場……面は存在しえない。ある種、場……イコール面は彼らの子供みたいなものなのよ」
「だから場が傷つけられると、我が子が傷つけられたかのように過剰反応する?」
「面という我が子を守るわけ。面子を守るってこと」
「ダジャレですか」
「ダジャレです」
僕は思いっきり脱力する。
「それでね。ブログというツールの都合かもしれないけど」
「うん」
「議論も場もその他もろもろいっしょくたにして言っちゃうけど。第三者Cが線分ABに口出しするケースでは、場ABCができ、また別の第三者C'がいるとABCとは別の場ABC'ができやすい」
「それは、トラバやコメ欄の機能制約ってこと?」
「経験則だけどね。ブログでは場が無数に形成されやすい傾向があるとは思うの」
「……傾向……ね」
「そ。でもね。もしなんらかの方法で同じ場を共有することができたなら、例えば場ABC,場ABC'ではなく、場ABCC'を形成することができたならそれはきっと問題解決に向いやすいはず」
「なるほど、じゃあすべての言及者、関係者であるC',C''、C'''、C''''……たちと場を共用することができたなら……」
「……すべての関係者を頂点とする大きな一つの場/面を構成することができたなら、多数の頂点からなるそのなめらかな多角形の場をして、《丸くおさまった》と言っていいと思うのよ」
だれがうま(ry


逆リンク! http://d.hatena.ne.jp/ichinics/20070614/p1
面白い。あと誰か場と個を図示して欲しいっす。