「わたしのことどれくらい好き?」問題

「わたしのことどれくらい好き?」
「そういうこと聞かないとこが好きだったんだけどな」
てきな、ぜーんぜん質問に答えていない回答をしていいのは一部のモテ男子だけの特権なわけです。実際、もしおれたちがそんな質問されたなら、ひやあせだっらだら流しながらひっしこいてベストアンサー探さなくっちゃいけないに決まっていて、いまんとこおれの考えたベストアンサーが
「わたしのことどれくらい好き?」
「『100万回生きたねこ』の猫くらい」
「え? どんな話だっけ?」
「じゃあ、今から本屋に買いに行こう」
つってそのままカフェかどっかで並んでページめくる、っていうものなんですけどもちろん「どれくらい好き?」なんて聞かれたことないんだぜ!! 世界は闇だぜ!!

100万回生きたねこ (講談社の創作絵本)

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