環境に適応する生物と環境を適応させる生物のことを、ぼんやり考えてた。
地球の生物ってヤツはどうも貧弱なせいか、環境に適応するしかなく、だからこそ変化だか進化だかしてきたってことらしいけど、逆に自分好みに環境を適応させることができるものっそい強い宇宙人とかいてもいいと思った。多分変化も進化もしません。すごい頑固。
そんで最近調子にのってる人間さんも《環境を適応させる》生物って呼ばれてるらしいので、そしたら人間とそんな宇宙人が出合ったとしても互いに自分好みに環境を適応させようとします。きっと共存できず、宇宙戦争になる。宇宙人さんと人間さんは共存できない。
あと、ちょう強い宇宙人というのは文字通りちょう強いので第三惑星を侵略してテラフォームするに留まらず、銀河を逆回転させたりグレートウォールを建て替えたり宇宙そのものを閉じたり開いたりできるに決まっていて、あれ、それって神じゃんと思った。なるほど神ってヤツぁ、環境に適応できない人格不適合者で力にまかせて自分好みの世界をつくっちゃったんですね。変化も進化もしないわけだ。
神さまと人間さんが共存できないのも無理からぬ話。互いにゆずろうとしないからね。